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今日のテーマは「賃金労働条件の改善の取り組み」【埼玉土建のIt’s Union Time】
【埼玉土建本部】
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今日のテーマは「賃金労働条件の改善の取り組み」です。
建設業と言えば、昔から「3K」と言われ、「きつい」「汚い」「危険」な仕事の代名詞のようなものでした。これに給料が安い、かっこ悪い、休暇が少ないを足して「6K」と呼ばれたりもしますが・・・それでも私たちの仲間は生きるために現場で働くわけですが、この「3K」を新しい「3K」、つまり「給料がいい」「休暇が取れる」「希望が持てる」産業に変えようというのが、この取り組みの中心点です。組合では「建設産業民主化」運動とよんで力を入れて進めています。
埼玉土建では、都圏の建設労働組合とともに、清水建設や大成建設といった大手建設企業と、年2回、交渉の場をつくらせて、現場における安全管理の問題や賃金・単価についての交渉をおこなっています。仲間の要求を交渉に反映させるために、アンケートやラインも使って仲間から現場情報を寄せてもらっています。また県内63の自治体や建設業協会などとの懇談もすすめています。
不況であえぐ仲間の窮状を打開しようと自治体交渉に取り組む中で、「住宅リフォーム助成制度」や「小規模工事登録制度」といった、町場で働く仲間の仕事につながる諸制度をつくらせてきました。また大手企業との交渉では、組合の窓口担当をきめてもらい、不払いや労災隠しなど現場でおきた諸問題について、すぐに相談や交渉ができる道筋をつくってきました。ただいつも前進が勝ち取れるということではなく、相手との力関係では当然後退を余儀なくされるケースも多くあります。そのためにも、私たちは常に仲間を増やし、団結して、一つでも仲間の要求が前進できるように奮闘しています。組合に入っていない仲間の皆さん、ぜひ組合に入って私たちとともにたたかい、希望の持てる建設産業を共につくっていきましょう。
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