日長の夏が終わりを迎え、だんだんと太陽を眺められる時間も短くなってきました。早朝には、吐く息も白くなることもあるくらいに冷えてきた秋のシーズン、皆様いかがお過ごしでしょうか？

秋と言えば、読書の秋、紅葉に秋、食欲の秋、などなど様々な楽しみがある季節ですよね。今日は、その中でも、秋の味覚の代表格「秋刀魚」について紹介いたします。

脂がたっぷりのった美味しい秋刀魚の季節

秋は一年で１番、秋刀魚が美味しい季節です。どうしてだと思いますか？一年中食べることはできる秋刀魚ですが、脂が1番のっているのが秋だからなのです。

刺し身や、フライ、天ぷら、煮付け、炊き込みご飯など、様々な調理方法でいただくことができます。中でも、さんまの塩焼きは絶品です。

秋刀魚は、小骨が少なく、消化も早いということで、子どもから大人まで楽しめる食品の代表となっています。

健康にも効く秋刀魚の脂分

秋刀魚の油には、ドコサヘキサエン酸(DHA)など、健康に優しい成分が豊富に含まれています。
この成分は、心臓病や脳卒中などの病気を防ぐ役割を持っています。また、エイコサペンタエン酸(EPA)という健康成分も含まれており、魚がよく食べられる地域では、うつや自殺者が少ないとも言われています。
特に、ドコサヘキサエン酸(DHA)は、お腹の中の赤ちゃんの脳の発育にも良い影響を及ぼします。
妊娠中に、コサヘキサエン酸(DHA)を多く摂取した女性の子どもは知能指数(IQ)が高いというデータもあるほどです。

20分でできる！簡単・秋刀魚の塩焼き調理法

美味しい秋刀魚を自宅で味わいたい！そんな希望を叶えるとっておきの方法を紹介します。
秋刀魚は下処理が大変ですが、そこを乗り越えることで、美味しい秋刀魚が待っています。

作り方は次の4ステップ。

1.まずはうろこを取って水洗いしましょう。
2.身の中央に沿って真っ直ぐ横に切れ込みを入れましょう
3.秋刀魚1匹に小さじ1/3（約2g）を目安に塩をふりましょう
4.塩をふって15分待ち水をよく拭き取りましょう

そして、ハラワタを処理したら、あとは焼くだけ！美味しそうな焼き色がついたらひっくり返し、更に4分ほど焼いて完成です！

さいごに

いかがでしたか？健康にも良くて、大人から子どもまで楽しめる美味しい魚の秋刀魚。今回は、ご自宅でも調理できるように作り方も紹介いたしました。この機会にぜひ食べて秋の味覚を楽しんでくださいね！