お知らせ
埼玉土建の歴史-Chapter1-埼玉土建一般労働組合とは
【埼玉土建本部】
つぶやき
埼玉土建は、組合員の団結を強め、組織を増やしながら、建設産業の民主化、雇用の安定と賃金・単価の引き上げなど労働条件の改善を図り、福祉と生活の向上をめざして活動する組合です。
埼玉土建は「一般」という特徴をもった労働組合です。一般労働組合とは、熟練・非熟練、元請・下請、常用・手間請、職人・親方、臨時や日雇い、あるいは、町場・野丁場・新丁場にかかわらず、建設産業で働くすべての人を加入の対象にしている組合です(表参照)。
産業民主化、労働条件の改善をめざしてたたかう労働組合ですから、1971年の結成以来、建設従事者・職人・親方の「仕事」と「暮らし」を守る様々な運動をおこなってきました。
「仕事」を守るため、大手ゼネコン・住宅メーカーに対し、賃金・単価の引き上げや働きやすい現場づくり、賃金・工事代金の不払い解決にむけて交渉をおこない、また地域から建設産業を発展させるため、地場ゼネコンや自治体とも懇談をおこなってきました。健康保険や労災保険の適用を実現し、仲間どうしの助け合いで各種お見舞い金制度を作るなど、仲間の「暮らし」を守る制度を作り発展させてきました。さらには、安心して働き、生活していく土台となる「平和な社会」を求め、憲法を守り政治を変えていく運動にも取り組んできました。
いま埼玉土建は、建設従事者・職人にとってなくてはならない組合に発展し、建設産業と地域に影響を与え、埼玉県内の労働運動において大きな役割をになって運動をすすめています。