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知っていましたか?「飲む点滴」甘酒の力
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ここ数年で人気に火がつき、爆発的に市場拡大している、「甘酒」。
スーパーに行くと、いろいろなメーカーから発売されているのを、よく見かけるようになりました。
なぜ、こんなにもブームとなったのか。
その人気の秘密と、甘酒に秘められたパワーについてお伝えします。
実はノンアルコールで体に優しい「甘酒」
甘酒には、2種類あるのをご存知ですか?
お酒を醸造した時に出る「酒粕」を使ったものと、米と米麹で発酵させてつくるもの、があります。
酒粕は字のとおりお酒の粕なので、アルコール分を含みますが、米と米麹で発酵させてつくる甘酒は、アルコール分が含まれないので、お酒の弱い方や妊婦さん、お子様でも安心して飲むことができます。
実際、江戸時代には「甘酒売り」という行商が活躍し、水分補給として市民にも定着していたそうです。
「飲む点滴」と呼ばれる“スーパードリンク”
米と米麹からつくる甘酒には、ビタミン類やアミノ酸、ブドウ糖が含まれいて、実はこれらは病院で栄養補給を目的とした「点滴」の成分と、ほぼ同じなんだそうです。
そこから「飲む点滴」と呼ばれ、特に夏場の熱中症予防や、食欲不振時の栄養補給として重宝されるようになったのですね。
また、消化や代謝を促す「酵素」も豊富に含まれているため、食べ過ぎ・飲み過ぎた時や、お腹の調子が気になる時などにも良さそうですね。
意外と簡単!お家で手作りできる「甘酒」
米と米麹からつくる甘酒は、ご自宅でも簡単に手づくりする事ができます。
なんたって、材料は「米(もち米)」と「米麹」だけ。
炊飯器と保温容器があれば作れてしまうので、チャレンジしてみませんか?
簡単な作り方をご紹介します。
①もち米1/2合と水300mlを混ぜて、ひと晩おく。
②翌朝、①を炊飯器に入れて、おかゆモードで炊く。
③炊き上がったら、水100mlをそそぎ、全体の温度を65℃まで下げる。
④③に、米麹100gを加えて混ぜる。
⑤保温容器を用意し、③を移す。(容器の蓋は完全に締めず、空気が逃げる隙間を作っておく)
⑥温度を55~65℃程度に保ち、そのまま6~8時間発酵させればできあがり。
アレンジも楽しんで
作った甘酒は、そのまま飲むのはもちろん、アレンジするのも楽しみの一つ。
抹茶やきなこ、黒ごま等を、温かくした甘酒に混ぜれば、和風のホットドリンクができあがり。
また、甘酒に塩コショウ、酢、油を加えれば、ドレッシングにも!
油をごま油やオリーブオイルにするだけで、中華風、洋風と楽しむことができます。
ぜひ、ご自宅でも「甘酒」を取り入れてみてください!