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地震大国ニッポン。耐震対策の重要性について
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住宅の耐震補強は完璧ですか?本日から数回にわたり、地震大国ニッポンに住むための「耐震対策」について紹介していきます。初日の今日は、どうして住宅の耐震補強が必要なのかを紹介いたします。
地震大国ニッポン
日本は全世界の0.25%の国土面積しかありません。しかし、世界全体のマグニチュード6以上の地震回数の割合は、なんと20.8%にも上っています。
つまり、日本で生活しているということは、ただ住んでいるというだけで、他の国に住むのに較べて圧倒的に巨大地震の被害にあう確率が高いということなのです。
阪神・淡路大震災に学ぶ
1995年(平成7年)1月17日に発生した戦後最大級の地震災害の1つ、阪神・淡路大震災は、兵庫県南部の人々に生活に甚大な被害を与えました。
その中でも、耐震基準を満たしていない住宅の倒壊の被害は巨大でした。それによって、6,433人の人命が失われ、43,792人が負傷しました。
震災の被害者のうち死者のなんと88%が、家屋の倒壊により引き起こされた建物の転倒、圧迫死だったのです。
わたしたちの生活の基盤になり、守ってくれるはずの住宅が、わたしたちの命を奪う凶器となる結果となってしまいました。
さいごに
もしも、住宅にきちんと耐震対策がされていたら?そう考えると、いかに耐震対策が重要なのかが分かりますよね?次回は、どういう住宅が危ないのかについて紹介いたします。あなたの家は大丈夫ですか?ぜひご自身の住宅と照らし合わせながら読んでみてください。