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【送検事例】木造家屋新築工事現場での墜落死に係る2つの法令違反で、代表取締役ら送検
【埼玉土建本部】
つぶやき
木更津労働基準監督署は、冨津市で建設業を営むA社と同社代表取締役、同社現場責任者を、安衛法違反容疑で書類送検した。
同署によると冨津市内でA社が施工する木造家屋新築工事現場で2022年7月、建物2階で木材を運んでいた作業員が開口部から1階床面に墜落し、死亡した。
安衛法令では事業者に対して、軒の高さが5M以上ある木造建築物の組立作業を行う場合、木造建築物の組立て等作業主任者を選任し、その者に労働者を直接指揮させていなかった疑いがある。
また、建物の2階には1階床面から高さ3Mとなる開口部があり、墜落するおそれがあったにも関わらず、現場責任者は囲いの設置など墜落防止措置を講じていなかった疑いがある。
大事な仲間が労災事故にあわないため・あわせないためにも、法令遵守は大前提に、労災事故「0」を目指しましょう。