お知らせ
賃金引き上げを求める建設現場従事者大集会
【埼玉土建本部】
機関紙「埼玉土建」
チャンスを活かし
6月30日「人が育つ建設現場をめざす討論集会実行委員会」の主催で「賃金引き上げを求める建設現場従事者大集会」が東京・平河町の砂防会館で開催されました。
参加者は、首都圏の組合から、611人(埼玉土建から58人)が参加しました。
集会は、主催者を代表して、東京都連の佐脇委員長があいさつ。二十五年度の新公共工事設計労務単価の引き上げを建設技能労働者の賃金に反映させていく事を訴えました。
続いて東京都連の田口書記長が「設計労務単価の上昇は、賃金に結びついていない事を国も認めた。賃金・単価の引き上げを求めていく時がきた。業界や国交省とも連携し、皆で前進を勝ち取ろう」「設計労務単価の引き上げによる真の目的は、社会保険未加入対策だ。原資を獲得し、社会保険に加入してこそ初めて、建設産業は当たり前の職業になる」と基調報告しました。
埼玉土建を代表して、松島本部資本従事者の会副会長は「本来ならば定年の歳。しかし、建設業界に若者がいない現状では、辞めるにやめられない。後十年頑張って、若者が増え、育てられる産業に変えたい」と決意を述べました。
賃金引き上げに向け、国交省通知をもとに地方自治体、大手民間発注者、大手建設企業などに運動を展開していく事が確認されました。
集会後、作業服やヘルメット姿で日比谷公園までデモ行進しました。