お知らせ
7.21オールさいたま市民集会
【埼玉土建本部】
憲法・平和
戦争する国許さず
元自衛官も実名で反対訴え
七月二十一日、北浦和公園で「オールさいたま市民集会」が開催され約二千二百人が参加しました。(埼玉土建からさいたま南・さいたま北・岩槻蓮田の仲間二百五十人が参加)
集会は、戦争の放棄をうたった憲法九条について、集団的自衛権の行使を閣議決定で容認したことに反対する五十三団体・個人の呼びかけで取り組まれました。
開会前には、トランペットや合唱などのプレイベントが行われました。集会では、主催者を代表して小出実行委員長が「日本を戦争できる国にしてはいけない。子供たちが武器を持ち、人を撃つような国にしないためにこれから粘り強く頑張っていきましょう」とあいさつ。連帯のあいさつで埼玉県弁護士会の大倉会長は「戦争になれば、市民も軍隊もなくなる。人が殺し合う事を子孫にもたらさないように私たちの世代が頑張ろう」と呼びかけました。
ゲストスピーチに立った元自衛隊の井筒高雄さんは「大きな過ちを二度と繰り返さない、戦争に加担させないために、こうして実名でいろいろな場で発言している。私は、日本への直接・間接侵略に対して国を守るという誓約書にはサインしたが、海外の日本と全く関係ないところで、戦争をしろというのは、明らかな契約違反だ。戦争して人を殺すのがどういうことか、安倍総理はわかっていない。これからも共に行動し、安倍総理の暴走を食い止めましょう」と呼びかけました。
その後、呼びかけ人の高橋さん、九条の会の緑区連絡会の、宮川さん、医療生協さいたまの林常務理事、政党によるリレートークがおこなわれ、憲法解釈の変更により集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に抗議し撤回を求める決議を確認しました。
集会後、浦和駅東口のパルコ前まで、集団的自衛権の行使容認への反対を市民に呼びかけながらデモ行進しました。