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お知らせ

木造応急仮設住宅講習会

【埼玉土建本部】

機関紙「埼玉土建」

基礎から建て方まで 声を掛け合いながら連携し

二月四日、災害時に造る木造応急仮設住宅を建てる技術を身に付けようと、建設埼玉とJBNと協力し、全木協埼玉県協会として、県内で初めての講習会が、会長企業である行田市の大野建設の敷地で開催しました。
座学では、災害協定の締結の意義と、木造応急仮設の概要を確認しました。
当日は大雪で、実技は七日に延期となりましたが、両日埼玉県の担当者が見学に来たり、NHKが取材に来たりと、注目度の高い取り組みになりました。
非常時で重機が手配できないという設定での実技講習のため、基礎から建て方まで、人の力だけで行い、実際の施工手順を確認しました。
木杭を打ち込む際は、それぞれが「かけや」を持ち寄り、杭打ちをおこないました。土台から上棟までは、初顔合わせの方ばかりでしたが、声を掛け合いながら連携をしてスムーズにおこなうことができました。
参加者からは「木は、普段使っている材料だから扱いやすい」、「災害はない方がいいが、もしもの時は今日の講習の成果を活かせるようにしたい」など、感想が話されていました。

※全木協(全国木造建設事業協会)・・・全建総連とJBNで構成された団体。福島で応急仮設住宅の建設実績を持ち、二〇一二年三月二十九日に埼玉県と応急仮設住宅の供給を約束した協定を締結。

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