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五輪の建設現場悪質ーまた作業員死亡

【埼玉土建本部】

建設ニュース

東京五輪・パラリンピックの建設現場をめぐり、労働環境の改善を求める労働組合の国際組織、国際建設林業労働組合連合(BWI)が、危険で過重な労働によって新国立競技場などで2人の労働者が亡くなったことを指摘した5月の報告書に続き、10月7日に報告書を公表しました。
労働者から直接聞き取り作成した報告書は、メディアセンターとなる東京ビッグサイトの建設現場で男性作業員が死亡(8月)した事故があったことを指摘。増加する外国人労働者に現場が対応しきれていない問題を告発しています。また、何重もの下請け構造によって、作業員の賃金が押し下げられている実態も明らかにしています。
BWIのアンベット書記長は「巧妙で不透明な一連の下請け構造が、賃金の拡大抑え、労働者が労働環境を改善できない様にしている」とコメントしました。
作業員の安全を確保し、労働環境を改善するための措置が重要だと訴え、大会組織委員会との共同の立ち入り調査を求めています。

埼玉土建でも、現場労働者の処遇を改善するために、宣伝活動などをおこなっています。

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