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お知らせ

ノーベル平和賞授賞式が本日(12/10)です!

【埼玉土建本部】

つぶやき(主婦)

2024年、国際社会において重要なニュースが伝えられました。日本被団協(日本原爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞を授賞したことが発表されました。この授賞は、広島と長崎での原爆投下によって深刻な被害を受けた日本の原爆被害者たちの声を代弁するものであり、核兵器廃絶に向けた世界的な努力を促すための大きなステップとなりました。日本被団協は、戦後の長きにわたり核兵器の非人道性について訴え続けてきました。原爆の投下から79年が経過した今もなお、多くの被害者がその影響に苦しみ、原爆症や放射線後遺症に悩まされています。日本被団協は、原爆被害者としての証言を通じて、核兵器の恐ろしさを世界に伝え、核廃絶の必要性を訴え続けてきました。その活動が評価され、今回のノーベル平和賞が授与されたのです。

ノーベル平和賞は、単に個人や団体の功績を称えるものではありません。むしろ、核兵器廃絶という人類全体の課題に対する強いメッセージを発信する重要な機会です。日本被団協の授賞は、核兵器廃絶を求める声を世界に届けるための大きな転機となるでしょう。この授賞を機に、核兵器のない世界を実現するための国際的な取り組みが一層加速することを期待しています。核兵器がもたらす影響は、広島と長崎での歴史的な経験から痛感されています。核兵器が再び使用されることのないようにするためには、世界中の国々が協力し、核兵器廃絶に向けた具体的な行動を起こさなければなりません。日本被団協は、これまでにも「核兵器禁止条約」の締結を強く支持しており、これが国際社会における核兵器廃絶に向けた重要な一歩であると認識しています。さらに、核兵器を保有する国々にも、核戦争のリスクを減らし、平和な未来を築くための責任を果たすよう求めています。

このノーベル平和賞の授賞は、単なる栄誉にとどまらず、世界中の人々に対して、核兵器の廃絶を目指すための強い意志を示すものです。日本被団協が受けた栄誉は、広島・長崎の被爆者やその遺族に対する敬意と、核兵器のない平和な世界への確固たる希望の表れです。今こそ、私たち一人一人が核兵器のない未来に向けて何ができるかを考え、行動する時です。

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