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【送検事例】虚偽内容を報告、現場代理人を安衛法違反容疑で送検
【埼玉土建本部】
つぶやき
阿南労働基準監督署は、岡山県倉敷市で木工事業を営むA社と同社現場代理人を、安衛法違反容疑で書類送検した。
同署によると、2022年12月、徳島県阿南市に所在する工事現場で、トンネル壁面に立てかけられた金属製の部材が倒れ、A社の作業員が部材と地面の間に左足を挟まれ損傷し、4日以上休業することとなった。
休業4日以上の労働災害が発生した場合、事業者は所轄労働基準監督署に対して遅滞なく、労働者私傷病報告を行わなければならず、現場代理人は事実と異なる災害発生状況、休日日数を記載した虚偽の内容の私傷病報告を行った疑いがある。
安全第一を心掛け、万が一労働災害が発生した場合は、事実を基に報告を行いましょう。