トランスジェンダー（性同一性障害）の人たちの性別変更に卵巣・精巣の摘出といった手術を必要とする「性同一性障害特例法」の規定が憲法に反するかで争われ、25日最高裁は憲法違反と判断した。

最高裁大法廷（裁判長・戸倉三郎長官）は、裁判官15人全員で審理する大法廷に回付され、手術なしでの性別変更を求めた家事審判にて、最高裁が法律の規定を違憲とするのは戦後12件目となった。手術なしの性別変更に大きく道が開かれることとなった。

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