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フォークリフトが別の作業員に接触し死亡、支店長を送検【送検事例】
【埼玉土建本部】
つぶやき
鳥取労働基準監督署は、岡山県岡山市内で自動車貨物運送業を営むA社と同社鳥取支店長を、安衛法違反容疑で書類送検した。
事件の概要
同署によると2023年4月、A社が委託を受けて作業を行う鳥取市内の倉庫で、鳥取支店の作業員がフォークリフトで荷物の運搬作業を行っていたところ、フォークリフトが荷出し作業で入場していた別の作業員に接触し、重傷を負う災害が発生した。
安衛法令ではフォークリフトを用いて作業を行う場合、フォークリフトや荷に接触する箇所には労働者の立入を禁止するか、誘導者を配置しその者にフォークリフトを誘導させるよう事業者に求めている。しかし鳥取支店長はこうした措置を講じていなかった疑いがある。
安衛法を理解しフォークリフトを運転する際には周囲の状況をしっかり確認する必要があります。