埼玉土建が4月1日から参加してきた能登半島での応急仮設住宅建設事業が、9月13日をもって無事に完了しました。この事業を通じて、全木協として石川県に600戸を超える木造仮設住宅が提供され、被災地の復興に大きく貢献しました。工事の多少の遅れがあったものの、被災者の方々にこれだけ多くの木造仮設住宅を提供できたのは、全国の組合の力が一つになった結果です。
埼玉土建からは35人の仲間がこの事業に従事し、被災地復興の一翼を担いました。彼らの労働に対する感謝の気持ちを込め、9月14日にさいたま共済会館で慰労会が開かれました。この会には14名の従事者が参加し、現地での労働の苦労話に花を咲かせ、仲間たちとの再会を楽しみました。また、過酷な環境下での経験から、労働環境や作業手順についての意見も多く交わされ、今後の応急仮設事業における教訓として活かしていくことが確認されました。