お知らせ
埼玉土建の歴史と活動㉑~運動領域の拡大、社会的運動の発展―スケールメリット生かし「どけん共済会」発足・技術研修センター建設、技術・技能の講習、後継者養成
【埼玉土建本部】
つぶやき
不定期で、埼玉土建の歴史と活動(ダイジェスト)を紹介していきます。
皆さんに埼玉土建の事をもっとよく知っていただけると嬉しいです。
【第21回】スケールメリット生かし「どけん共済会」発足
2001年(平成13)9月、「どけん済会」が発足しました。
どけん共済会は、組合のスケールメリットを生かし、助け合いと福利厚生、仕事とくらし・家計を直接支援するものとして準備してきました。大型共済として「総合共済」を充実させ、成人祝金や就学祝金を新設し、あらたな自主共済として「どけん火災共済」を確立し、「自動車共済」を導入し、「仕事・生活支援事業」(03年度16種類)を位置づけて、総合的で魅力ある共済制度として発展させたものです。
またどけん共済会は、全国に類をみない取り組みとして04年9月に、「DOKEN カード」を発行し、940店をこえる登録店、全国406 ヵ所の施設と提携(18年3月現在)し、多くの仲間に利用されてきました。
これらの取り組みは、大きくなった組合の力を実感し、「頼りになる組合」の新たな魅力をつくりだし、次世代対策、組織の定着・拡大にも力を発揮しました。
技術研修センター建設、技術・技能の講習、後継者養成
2005年(平成17)4月、念願だった職業訓練法人「埼玉土建技術研修センター」(さいたま市北区吉野町)を、技術・技能の講習や研修、後継者養成の新たな拠点として建設しました。労働組合として技能者・後継者養成に取り組むことが注目され、NHK などマスコミが報道しました。
すでに埼玉土建の講習活動は、講習種目・実施回数や受講者数において、全国的に高い水準にありましたが、技術研修センター建設によって、技能講習、作業主任者講習、特別教育など労働安全衛生法にもとづく資格講習、技術・技能向上にいっそう力を入れ、建築士受験準備講座、電気工事士受験準備講座など国家資格の取得にむけた講座や経営支援の講座など、新しい取り組みを開始しました。
また後継者対策として各種競技大会にのぞむ仲間の支援をおこなってきました。全国青年技能競技大会、技能五輪全国大会では、埼玉土建の選手が大健闘し高いレベルの記録を刻んできています。