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【送検事例】掘削溝内で壁面が崩壊、作業員に激突し死亡

【埼玉土建本部】

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高知労働基準監督署は、高知市内で土木工事業を営むA社と同社工事課長を、安衛法違反の疑いで書類送検した。

【事件の概要】

同署によると高知市内の下水道工事現場で2023年11月、深さ3.27mの掘削溝内で作業員が作業を行っていたところ、壁面が崩壊して頭部に激突し死亡する労働災害が発生した。

安衛法令では事業者に対して、明り掘削を行うときに地山の崩壊や土石の崩落で労働者に危険を及ぼすおそれがあれば、土止め支保工や防護網を張り立入禁止措置を講じるように求めている。しかし工事課長は、そうした措置を講じずに作業を行わせていた疑いがある。【参考図書 労働基準2024.12】

 

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