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アスベスト事前調査せず作業をさせた疑いで代表取締役を書類送検

【埼玉土建本部】

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川内労働基準監督署(鹿児島県)は13日、労働安全衛生法(石綿に係る事前調査未実施)違反の疑いで、福岡市の会社の代表取締役の30代男性を鹿児島地検川内支部に書類送検した。

送検容疑は5月16日~24日、鹿児島県出水市の工場改修工事現場で、アスベストの使用有無について事前調査せず作業員に作業させた疑いがある。事前調査および分析調査の義務(石綿則第3条第1項)違反による健康障害を防止するため「事業者の講ずべき措置等」の安衛法(第22条第1項)違反は、起訴され、有罪となった場合、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる可能性がある。

書類送検されることとなったきっかけは第三者による通報であることから住民にも少しずつ、認識が広がっており、アスベストによる被害者を出さないためにも徹底した対応が自治体・業者・施主に求められている。

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