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お知らせ

世界に誇る日本国憲法を守り、日本国憲法が生きる社会の実現を目指して

【埼玉土建本部】

つぶやき(学習)

7月14日、全県各支部の学習担当者を集めた「本支部学習委員会」が開催され、八王子合同法律事務所の白神優理子弁護士を招いて「憲法を生かすのはあなた!~労働組合活動に期待します」と題した講演がおこなわれた。

白神氏は「日本人約300万人、アジアで2000万人もの命を奪った、先の戦争の反省の上に立って、人間の命・尊厳が最高の価値だと位置づけたのが『日本国憲法』だ」「戦後、国連憲章で「戦争の違法化」が決められた。戦争を仕掛けるには“言い訳”として『自国の安全保障に甚大な脅威を及ぼす』という大義名分が必要で、憲法9条で『戦争をしない』と宣言している国に攻め込むことは、今の世の中どこの国もできない。敵基地攻撃能力の保有や武器輸出の解禁は、日本に戦争を仕掛ける口実を与えることになる」と指摘。「憲法を守らず、国民が望んでもいない改憲を進めるのは、憲法の尊重擁護義務を負っている政治家として『立憲主義違反』だ」と述べた。スポーツの世界でいえば、ルールを守るべき選手がルールを守らず、自分たちに都合の悪い「ルールは変えてしまえ」と言っているようなものと言えるだろう。

講演を聞いて、世界に誇るべき「日本国憲法」を守るのは、どこの誰でもない、私たちの不断の努力によって守っていかなければならないと、心に強く誓った。

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