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【不当判決】建設アスベスト訴訟 神奈川2陣差戻審
【埼玉土建本部】
つぶやき(賃金労働)
5月29日、東京高裁にて神奈川2陣差戻審判決が行われました。この差戻審の対象原告は1名で、被告企業の建材を現場でどのぐらい使用していたかが争点となっており、原告・被告企業双方に和解勧試がされていましたが、企業側がこれに応じず、判決を迎えました。
裁判所から出てきた弁護団が掲げた旗には「不当判決」の文字。高裁前で判決を待っていた仲間たちはその旗出しの結果に騒然としました。
弁護士は「従事期間の間に被告建材企業製造の保温材の使用が少ないと判断され、共同不法行為が認定されなかった」と報告し、神奈川の仲間からは「判決を迎えるまでの経過でもう少しできたのではないかと悔いが残る。しかし、これは負けではない。また一から運動に励みたい」と決意が語られました。
さいたま訴訟では、今月15日に国との関係で1名が和解でき、残る2名の仲間が国と和解できていない状態です。引き続きすべてのアスベスト被害者救済するその時まで、奮闘していきます。